Squeak-L

squeak-devで*また*ライセンスの問題について話しあわれています。制限を回避するのに、Croquetをベースにすればいいじゃんという発言(というかVPRIに対するchallenge)があり、Tweak(http://d.hatena.ne.jp/korakurider/20050503/p2 )と構図が似ていて興味深かったので、話の流れを追いかけてみました。
Croquetのライセンス(http://www.opencroquet.org/Croquet_Technologies/license.html)は、Tweakとほぼ同じMITスタイルのもので、ダウンロードの際同意を求められます。Croquet移行主張派の言い分は、Squeakを内包するCroquetについて、Squeak-LをポイントせずにCroquetライセンスだけで許諾しているのだから、Croquetをダウンロードして使えば、Appleの縛りからは解放されるはずじゃないの?(そうじゃないなら、Squeak-Lもポイントすべき)ということのようです。
一方、慎重派の言い分は、あくまでCroquetはベースとなるSqueakのイメージにCroquetをビルドするコードをプリロードして配布しているに過ぎず、CroquetにSqueakが含まれるとは言いたくないような感じに見えます。法的リスクをちゃんと理解しているなら、法律の専門家でない限り、このような慎重な言い回ししかできないのかもしれません。
(追記)
http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20050508/p5 だそうなので、そっと見守り続けることにしましょう。SqF-formationは、以前の日記でのご紹介を読み、部外者にも関わらず自分の興味だけでポチっとな、としたのですが、招待制じゃとあっさりrejectされました。まあ身の程知らずの行動だったとは思います。