他人のコンテンツを信頼するには

とあるワークショップのコンテンツを作っていますが、Squeakのセキュリティ機構まわりで少してこずりました。

そのカリキュラムは、あらかじめモーフやスクリプトを作りこんだ半製品のプロジェクトを用意しておき、参加者はそれを開いてカスタマイズして作品を制作するよう設計されています。
しかし参加者が作成した作品を保存するところで問題が発生します。ワークショップ終了後に子供が自分の作品を自宅に持ち帰れるよう、フロッピーなどに保存させたいのですが、他人が作った半製品プロジェクトを開いていることで、http://d.hatena.ne.jp/propella/20050805/p1 で説明されているような動作のために、プロジェクトの公開ダイアログでドライブが見えなくなります。もちろんサンドボックスにいったん保存しておいて、エクスプローラなどでコピーすればいいのですが、子供にはややこしくなってしまうのでできれば避けたい。
ワークショップ開催側で用意しているものなので、Squeakに無条件に信頼してほしいのです。ちょいちょいと"bless"する手段が欲しい気がしますが、セキュリティホールのリスクになるので、やはり駄目なんでしょうかね。

と思っていたら、他人のプロジェクトであっても、あらかじめサンドボックスに置いておき「探す」で開いた場合は、制限モードにならないことが判明。(他人のファイルの場合、*.prのダブルクリックやドロップインでは制限モードになる)ワークショップをやるだけならこれで逃げられることがわかりました。でもやはりこの動作は微妙な感じがします。。。