Windows XP on XO雑感

ネットを巡回していると、予想どおり、いろんな感想を書いている人がいます。
いわくWindowsが載ったOLPCなんて魅力がないとか。
プロジェクトの対象でない国の、対象年齢でない人にとっての魅力があるかどうかは、単に与太話の範疇なのですが、あえて。

OLPCは、「LinuxをやめてWindows XPにする」とは言っていません。「いままでWindowsがブートできなかったのを、OSが入った外部SDカードと組み合わせることで、Windowsでもブートできるようになる」と言っています。そして、OLPCの組織がWindowsのポーティングをするわけでなく、OLPCは今後もLinux環境の開発サポートに注力することを表明しています。ウルグァイなどから何十万台も注文を受けているわけですから当然ですね。
さて、Windowsがブート可能になったことで何か価値が下がったのでしょうか?下がったような気がするとしたら、それは他の理由、たとえば情報の受け手側の認識に理由があるのではないでしょうか。


実際に手を動かしている人間にとっては、競争が発生したのであれば、励みにするだけです。