Pootleのテスト

Xaviが立ててくれたEToys翻訳プロジェクトのテスト環境を試用してみました。(山宮さん手配いただきありがとうございます)

  • ファイルの階層構造が、EToysのSVNでの持ち方とは違いますね。(EToysは ドメイン/言語.po、 Pootleは 言語/ドメイン.po)ファイル名変換を避けるために EToys側のファイル名の規則や GetTextExporter2 の出力形式を変えたほうがいいでしょうか?
  • リアルタイム翻訳機能(編集画面上で入力したものがすぐ一覧やPOの出力に反映される)のは気持ちいいです。その代わり、ほとんどセキュリティや承認の考え方がないのは不安に思いました。一定期間、定められたメンバーでちゃんとプロジェクトとしてまとまって活動するのであれば問題ないと思いますが、今までのEToysでの仕事の進め方とはあわないかも。。。
  • 確かに検索機能があるのはLaunchPadに比べて大進歩!なのですが、PO全体のリストの中で msgidでヒットしたところにジャンプできるだけなので、物足りません。msgstrやオカレンス(そのメッセージがソースコード上で出現した場所)での検索も必要。特にetoysの場合、タイルの文言とかは特別な気を使わないといけないので、オカレンスを見ながら作業したくなります。また全件の中でジャンプではなく、検索でヒットしたものでフィルタされたリストを順番に作業したいです。
  • UIを見る限り「このイテレーションではcheckXXXをクリアすることをゴールに設定」と決めて、それにひっかからなくなるよう分担して作業する、というワークフローを想定しているのではないかと感じました。でも、EToysの6千近いmsgidを全部翻訳しようとは誰も思っていないので、いつまでたっても checkを通らないものが残りそうな機がします。できの良いフィルタと組み合わせたいと思いましたが、少々機能が足りません。
  • オンライン翻訳のことしかやはり考えてない感じですね。翻訳プロジェクトに直接参加してない人が部分的に翻訳を送ってくれるという、従来のEToysにありがちな作業の進め方を考える必要があると思いました。
  • バージョン管理は、Pootleの外部でやったほうがよいかも。。。
  • Bertは気にしないって言ってたけど、やはりビルドに使うのと翻訳プロジェクトではベースライン(ブランチ or リポジトリ)を分けたほうが安全だと思いました。