eToyと音楽処理
自分用の稚拙な考察メモです。
- eToyで作品を作っているとき、なにか(音楽的な)音を鳴らしたいと思っても、標準のタイルだけではできません。いかにもアメリカちっくなサンプリング音声だけ。もちろん、プロジェクト置き場に投稿されている作品のように、直接文字でスクリプトを書いて、AbstractSoundとかを直接叩けばできます。ここの敷居を低くできないか?たとえば「サクラ」http://oto.chu.jp/ のストトン表記で書けばすぐメロディを鳴らせるタイル。
- eToyのスクリプト実行は、微小ステップを無限ループでまわすという、擬似的な連続系。その中で、音符の発音のような時間的長さをもった離散的事象を扱うには、工夫が必要。
- アニメーション的な動きと同期をとって音を鳴らすには、微小ステップの積み重ねでタイマーを表現し、それによって発音ON/OFFを明示的に呼ぶことが必要。
- アニメーションの進行と無関係に鳴らすなら、別プロセスを裏で起こし、eToyと独立してタイマー制御する
- 逆に、MIDIにスクリプトの動作(アニメなど)を同期させるとしても、この擬似連続系という性質を克服する必要がある。latencyも問題になるであろうが、用途を選べばSqueakのVMでも実用になるのではないか?